『老化に効く!科学』販促トークイベントへ行きました

2015325()に、東京にある有隣堂アトレ恵比寿店にて、竹内薫先生と丸山篤史先生の著書『老化に効く!科学』の販促トークイベントが行われたので、行って参りました。

有隣堂アトレ恵比寿店はスターバックス・コーヒーと隣接しており、スターバックスでコーヒー等を買った後、有隣堂店内に持ち込んで本を立ち読み出来るブックバーが備えてありました。

トークイベント前にスターバックス・コーヒーの店長よりコーヒーが参加者に振る舞われました。

話題は当然、『老化』に関することですが、まず毛髪について話されました。

「リアップ」について語り、資生堂と理化学研究所が毛髪の老化防止の研究をしているという話です。

髪がうすくなるのは男性ホルモンの影響で、後頭部から物質をとり、前頭部へ移植すると、前頭部に毛が生えてくるとのことです。

髪の再生は再生医療ですが、毛根は臓器であり、iPS細胞で3次元の臓器を作るのは未だ難しいそうです。

 

次に、出席者の老化の具合の検査の実験を2つしました。

最初は聴力の試験で、モスキート音で耳の年齢を判断する実験をしました。

10000Hzの音をVAIOのパソコンで出して、聞こなければ60歳代の聴力ということで、これは多くの人が聞こえました。

次に、12000Hzの音を流し、これが聞こえなければ50歳代の聴力ということで、聞こえた人は多かったですが、私には聞こえませんでした。

次に、13000Hzの音が40歳代、14000Hzの音が30歳代、15000Hzの音が20歳代後半、16000Hzの音が20歳代半ば、最後に17000Hzの音がモスキート音で、若者に聞こえて、老人に聞こえない音ということでした。

周波数が高くなるにつれ、会場の参加者も聞きづらくなってきた様子でした。

 

次に、情報処理の8割は視力によるものということで、「モノビジョン」について竹内先生が説明しました。

竹内先生は眼内レンズの装着により、左目が視力1.0で、右目が視力0.5としているそうです。このようにすると、近くの物は右目で見て、遠くの物は左目で見られるので、メガネが不要になるとのことです。

 

次に、「ロコモティブシンドローム」の話に移り、脚力を鍛えておかないと寝たきりになってしまうとのこと。

参加者の座っている椅子で、脚力の実験をしました。

効き足と反対の足を上に上げ、効き足だけで椅子から立ち上がることが出来るかという実験です。

10cmの椅子から立ち上がることが出来れば、20歳代の脚力だそうです。

 

竹内先生が言うには、『サイエンスZERO』に来た元サッカー選手の武田修宏さんは筋肉が固いので、前屈が殆ど出来なかったそうですが、丸山先生によると、ストレッチをして体を柔らかくした方が良いとのことです。

また、竹内先生は、スキーの話をしました。スキーでは、「午後に気を付けろ。」と言われるそうです。午前中は安全ですが、午後になってスキーの操作に慣れて来ると怪我をしやすいとのことです。

肌の話もしました。丸山先生によれば、肌は成長期には夜の間に修復がなされるそうです。

 

食べ物の話ですが、テニスの杉山愛選手は試合前にはスパゲッティを食べ、夕食には蛋白質を摂るとのことです。スパゲッティのような炭水化物には即効性があって、試合前には良いそうです。

『たけしのコマ大数学科』では、収録前の控室に、明治アーモンドチョコレートが置いてあって、ビートたけしさんたちはそれを食べてから数学の問題を解いていたとのこと。チョコレートの頭脳への即効性と、アーモンドを噛むことが数学をやるのに役立っていたそうです。

丸山先生は、蛋白質の摂取の重要性を強調していましたが、アミノ酸には20種類くらいあるので、魚やいろいろな種類の肉を万遍なく食べると良いそうです。

 

著書『老化に効く!科学』ではビタミンCの重要性が指摘されていましたが、ビタミンCは水溶性なので、小便などですぐ体外に出てしまうので、こまめに摂取するのが良いとのことでした。

 

質疑応答のとき、私が質問を2つしました。

一つは、「毎週土曜日にヨガをやっているが、ヨガは老化防止のために良いか?」

それに対して丸山先生は、ヨガの呼吸法が良いので続けるべきだとおっしゃいました。また竹内先生の奥さんはヨガのインストラクターとのことでした。

二つ目の質問は、「科学者は何歳くらいまで研究が出来るのか?」

それに対しては、千差万別で何歳までというのは個人差があるとのこと。また竹内先生は、フランシス・クリックは死の間際にまで論文を書いていたと指摘してくれました。

 

トークイベントの終わりにサイン会があって、著書『老化に効く!科学』にお二人がサインをしてくれました。

 

トークイベントの様子は以上です。

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