私はタイタニック号の沈没に関する話題を集めるのが好きです。
下の写真のように、タイタニック号沈没を扱った映画のDVDを5本持っています。
私の観た限りでは、これらの映画のうち、1958年に制作された『A NIGHT TO REMEMBER(SOSタイタニック)』が一番良く出来ていると思います。他の4本の映画は大体、架空の人物を主人公にしたものなのですが、『A NIGHT TO REMEMBER(SOSタイタニック)』だけは、ほとんど実在の人物のみを登場させて、リアリズムに徹した映画で、これを超えるタイタニック映画は私は観たことがありません。
よく知られたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの『タイタニック』には不満な点がいくつかあります。
タイタニック号沈没の事件では、いち早く救助に駆けつけたカルパチア号のロストロン船長が適確な処置をしていたのが知られています。また、近くに停泊していたカリフォルニアン号の無線通信士が眠っていて救助に駆けつけなかったこと、タイタニック号の船主のブルース・イズメイ氏が卑劣にもボートに乗って助かったことが非難されています。これらのことは、『A NIGHT TO REMEMBER(SOSタイタニック)』には見事に描かれていますが、レオナルド・ディカプリオの『タイタニック』ではほとんど描かれていません。
ですから、私はディカプリオの『タイタニック』よりも、『A NIGHT TO REMEMBER(SOSタイタニック)』の方が名作だと思っています。
他にも、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ主演の『ザ・タイタニック 運命の航海』も好きな映画です。
バーバラ・スタンウィクやロバート・ワグナーが出演していた『タイタニックの最期』も良い映画ですが、タイタニック号が氷山にぶつかったのが実際には右舷なのに、この映画では左舷にぶつかったように描かれていたりするような間違いがあります。
タイタニック号関係の本もいくつも読んでいます。その中でも最高なのは、ウォルター・ロード著『タイタニック号の最期』です。この本は上記の『A NIGHT TO REMEMBER(SOSタイタニック)』の原作本と言って良い本です。残念ながら現在絶版ですが、読む価値のある本です。
他にも、ダニエル・A・バトラー著『不沈 タイタニック 悲劇までの全記録』も良くかけている本です。
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