IPS勉強会@東京大学に出席しました

20121125日(日)に、東京大学にて、IPS勉強会@東京が行われ、私も参加して来ました。

IPSとは、Intentional Peer Support(意図的なピアサポート)で、同種の勉強会が各地で開かれているようです。

私は、千葉県市川市と東京大学でのIPS勉強会に、ときどき参加しています。

 

1.チェックイン

今回の勉強会には、私を含めて5人しか出席していませんでした。

まず、チェックインとして、「今日呼んで欲しい名前」と「この勉強会に期待すること」および、「学びの場にするためにじぶんが大切にしたいと思っていること」を、一人ずつ発表しました。

大体、次のような意見が出ました。

 

・新たな発見をしたい。

・安全地帯から抜け出すこと。ちょっとしたチャレンジ。

・思い込みが激しいことに気付けたらいい

・対等な立場でいられる場所である。

・よく生きる。

・「よく生きる」という志を同じにする人と繋がりたい

・真実は「自分の境遇」は選べない。

 真実は真理とは違う。自分は真理を求めている。

 

2.10月の内容についての振り返り

私は、先月の勉強会に欠席していたので、先月(10月)の内容の振り返りは参考になりました。

 

現実を交渉する。

真実というのは、単に受け止め方であり、誰の受け止め方にも他の誰かの受け止め方と全く同様に真実なのだという事実について考える

  意図的なピアサポート:代替的アプローチ(シェリー・ミード著)

   第2巻 p.2_36より抜粋

 

これについて、出た意見は次の通りです;

 

教員だが、遅れてきた生徒に「なぜ遅刻して来て謝らなければならないのですか?」と言われた。

 

「なぜ人を殺しちゃいけないんですか。」

 

「大阪ではエスカレーターは右に立つ。東京とは逆。」

 

優先順位が人によって違う。

 

WRAPの「良い感じの自分」の項目が多すぎると実現するのがつらい。

 

WRAPの「良い感じの時の自分」の中で、一つでも実現していればいいか、

全部実現出来なければだめか。

 

ネゴシエーションが大事

ぶつかってこそ交渉が出来る

交渉にはエネルギーと忍耐がいる

 

相手の真実と自分の真実とを尊重する

 

私の疑問:「アサーションとIPSの違いは何か?」

 

3.沈黙と居心地よく過ごす

沈黙も一種のコミュニケーションという観点からの意見を募り、以下のような意見が出ました;

 

学生時代、大学から千葉まで友人と自分が沈黙していたが、

自分は相手を、無駄口を聞かない、信頼出来る者と感じた。

ラジオの放送事故にはペナルティがある。

話すべきときは話す、沈黙すべきときは沈黙する。

 

私の指摘:

 「語りえぬものについては、沈黙せねばならない」(ウィトゲンシュタインより)

 

自分のペースを伝えることが大事。

 

沈黙を破ることを強いるのは暴力だと思う。

 

3人までなら喋れるが、4人以上だと喋りにくい。自分のスペースが無い。

会話が途切れて少し沈黙があると話に入りやすい。

 

はっきりしないグレーの時のほうがしゃべってしまう。

 

マイクを突きつけられて意見を強要されたとき、「言わない自由もあるでしょう。」と言ったら、周りが固まった。

言いたい時に言いたい。言いたくない時に言いたくない。

 

いきなり当てられると、深いことは言えない。(病院にて)

 

関心を持って当てられるのと、興味が無いのに当てられるのとは違う。

 

つまらないことを言うのではないか、と考えると居心地が悪い。

 

WRAPの「元気」とは本人の持っている「気」である。

居心地の悪いことを忌避しようとするのは不快だ。

快ばかり求めていると、弛緩してしまう。

不快、居心地の悪さも求める「べき」。

 

居心地の悪さと不快とは違う。

 

自分の言葉に変えたら、この人は何を言いたいのだろう?とよく考える。

居心地が悪くても、そこに居続けることが大事。

 

就労支援所で居心地が悪いと帰ってしまう。

 

小学校から不登校。黙ってないで早く言えと強要される。

 

意図していない強要もある。

 

私の指摘:

「不機嫌は環境破壊だ。」(渡辺和子:ノートルダム清心学園理事長より)

 

「親父の小言」というのがある;

  子のいうことは八九聞くな。

  朝は機嫌よくしろ

  恩は遠くから返せ

 

私の指摘:

 「あまりにも早く恩返しするのは、一種の忘恩である。」(ラ・ロシュフコーより)

 

情けは人のためならず

 

当事者研究をしている病院は異質な空間だ。

 

病院の作業療法士はまやかし。搾取。そんなところで当事者研究しているのはおかしい。

 

薬が合わなくて、副作用で苦しんでいる人に、服薬教室などをするのはおかしなこと。

 

セレネースよりエビリファイの方が高価。利権がからんでいる。

薬は不要なもの。眠剤もいらない。

医者たちは善意である。

 

IPSを広めると、世間は対話をする方向に変わっている。

日本人全員にIPSを届けたい。

 

病院の中で死んでいった人たちは、無言でアクションもせずに死んでいく。

この世はこんなもの。権力の偏り。ピラミッド構造。

石牟礼道子さんの友達が、水俣病患者たちは、「許す」と言って死んでいく、と言っている。

 

仕事を増やさないために沈黙を使う。

 

4.勉強会を終えて

私の感想としては;

(1)私は昔、セレネースを処方されていて、今、エビリファイを処方されているが、搾取されているのだろうか?

 

(2)「日本人全員にIPSを届けたい」という意見を聞いて、IPSを義務教育にしたらどうかと思った。

 

(3)この勉強会の席で、反原発運動の署名を集めようとしていた人がいた。 政治と関係のない勉強会をサヨク運動に利用して欲しくないと思う。

 

勉強会の後、「切磋琢磨の会」というのが、夕食を食べながら開催されたようだが、私はそれには出席しませんでした。

 

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